神戸美術研究所アトリエKAIってどんなとこ? ここではアトリエKAIでの日々の出来事を紹介しています。 最新情報や連絡事項,展覧会情報などもこちらから。


by kai_today
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今週の1冊

バックミンスター・フラーの世界」21世紀エコロジー・デザインへの先駆
ジェイ・ボールドウィン 著
梶川 泰司 訳
美術出版社

バックミンスター・フラー(発明家・思想家 1895年-1983年)

本書は,彼の残した思想・発明・発見の一部を紹介しながら,彼がどのように
発明を育んできたか?を論じる,いわゆるバックミンスター・フラー論。
少し難読なので,まずはさらっと流して読んでみた方が良いかも。
随所に写真やスケッチが掲載されているので,それを眺めるだけでも楽しい。

フラーは「時代の50年先を予測して仕事をしていた」と語っているが,
今まさにフラーが予測した時代をわれわれは生きています。
常に時代や経済を見据え,次から次へとアイデアを出し,実行する。
そのパワーには心底驚かされます。

彼が提唱した「宇宙船地球号」という概念では,地球を包括的・総合的な視点
から考え理解することが重要と述べています。
要するに,地球と人類が生き残るためには、個々の学問分野や個々の国家といった
専門分化された限定的なシステムでは地球全体を襲う問題は解決できない,と。
これは,専門的思考ばかりではなく総合的な性向を持ちなさい,ということ。

なるほど。
専門バカだけではダメなのです。

これは,美術を学ぶ皆さんに通じるものがありますね。

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by kai_today | 2010-05-27 11:37 | 今週の1冊

今週の1冊

生きのびるための建築
石山 修武 著
NTT出版

歴史的な”転形期”をむかえている現代に、未来を拓く若者(僕も含む)に向けてモノ作りの可能性を示す12の講義。
「建築」と題してはあるが、美術あるいは芸術と置き換えて読むことも出来る。
建築の話が中心ではあるが、ブリコラージュ(手仕事をするという意)から話が始まり、ニートやフリーターといった現代若者の置かれている状況や、サティアンや911事件等の背景にあるものを引き合いに出して、若者に対してメッセージを発しています。

著者は教育者でもあるのだが、書籍やコラムあるいは日記等のメディアから感じるのは、教育者として非常に信頼できる人物であるということ。

実際に話しをしたことも会ったことも無い僕がなぜそう思うのか?

実は、僕は著者のファンでありインターネットで発する日記やコラムを愛読している。
毎日のように更新される日記には大学での出来事も記されている。
書籍では得ることの出来ない「生」の情報が発信される。
僕はその内容から信頼を感じている。
当然、実際に会って話しをしてみないと確信はできないが・・・

皆が希望する大学には、どんな先生がいて、どんな授業をしているのか?
とても気になるところ。
先生方がブログ等の日記を発信していれば、「生」の情報や考えを覗いてみると大学選びに活かせると思うよ。

インターネットの成せる「技」ですな。

石山氏も全くのアナログ人間だが(手書きの日記をスタッフがネットにUPしている)インターネットの効力には大きな可能性を感じている。
だからなのか、すごい勢いでネット発信をしています。ホントすごい勢いで・・・

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by kai_today | 2010-05-14 15:11 | 今週の1冊

静物着彩

本日、本科課題は静物着彩です。

鉛筆による下書きは不可 という条件が与えられているため、
初めての人は、最初ちょっと戸惑っていたようでしたが・・・

前回に引き続き、大型モチーフの場合のイーゼルの使い方や姿勢など
今の内にしっかり意識しておきましょう。


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by kai_today | 2010-05-11 15:34 | 授業風景

今週の1冊

定義
谷川 俊太郎 著
思潮社

「コップを見る苦痛と快楽について」

この言葉が思い当たる人も少なくないでしょう?
皆さんが苦悩した色彩表現の課題です。
この詩を含んだ定義集。

「観察力」を養うための良い教科書です。
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by kai_today | 2010-05-01 19:21 | 今週の1冊